まちづくりをするうえで、「マーケティング」は必須!!本記事ではそんなマーケティングの基本を学べるおすすめの一冊、USJをマーケティングの力で再建した、森岡毅さんの書かれた「USJを劇的に変えた、たった一つの考え方」を紹介します!
マーケティングとは何か
消費者と商品の接点をコントロールして「売れる仕組み」をつくること
消費者と商品の3つの接点
- 消費者の頭の中
- 認知率と商品イメージの醸成
- 店頭(買う場所)
- 配架率や販売価格など
- 商品の使用体験
- 満足度とリピート率
マーケティングは戦略を考えること
戦略とは限られた経営資源を取捨選択してどこに割り当てるか考えること
戦略に紐づく重要用語
- 目的
- 達成すべき使命
- 目標
- 資源を投入する具体的ターゲット
- 戦術
- 戦略遂行のための具体的プラン
戦略をマーケティングに当てはめると
これらの関係性を考えることが重要
- 目的
- <WHY>なぜやるのか
- 目標
- <WHO>誰に向けてやるのか
- 戦略
- <WHAT>何を提供するのか
- 戦術
- <HOW>どうやって提供するのか
良い戦略の見分け方
相手との差を利用することが重要
- selective
- 選択的かどうか
- sufficient
- 経営資源が目的達成に十分かどうか
- sustainable
- 持続可能かどうか
- synchronized
- 自分の強みを活かせているか
どうやって戦略を考えるか
マーケティングフレームワーク
戦況分析⇒目的⇒WHO⇒WHAT⇒HOWの順番で考える
戦況分析(5C分析)
- company
- 自社の理解
- consumer
- 消費者の理解
- customer
- 流通など中間顧客の理解
- competitor
- 競合他社の理解
- community
- 地域社会の理解
目的の設定
- 実現可能性
- シンプルさ
- 魅力的かどうか
WHO:ターゲットを定める
- 略ターゲットとコアターゲットの設定
- ブランドが予算を投下する範囲と最注力するターゲット
- 消費者インサイトの理解
- 消費者のニーズの根底にある真実
コアターゲットの見つけ方
- ぺネストレーション
- 世帯浸透率を高める余地のある層
- ロイヤルティー
- 自ブランドのシェアを高める余地のある層
- コンサンプション
- 一回当たりの使用量を高める余地のある層
- システム
- 使用商品の種類を増やす余地のある層
- パーチェイス・サイクル
- 購入頻度を高める余地のある層
- ブランドスイッチ
- 競合ブランド顧客の中で変更可能性の高い層
WHAT:何を売るのか
- 自ブランドの消費者価値を選ぶこと
- 消費者インサイトを理解して、そこにより近いポジションを確立する
HOWどうやって売るのか
マーケティングミックス(4P)
- product⇒製品
- price⇒価格
- place⇒流通
- promotion⇒販売促進
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